歯周病は、歯と歯茎の周りを含めた病気のことで、歯と歯茎の間(歯周ポケット)から入ったバイ菌が歯肉に炎症をひき起こし、歯肉の中にある歯槽骨(顎の骨)を溶かしてしまう病気です。
歯肉が炎症を起こし赤く腫れあがり、歯磨きをすると血が出るのですが、痛みは全くありません。さらに進行すると、歯肉の中にある歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて、膿が出たり歯がグラグラしてきます。そうしますと痛みや腫れを伴い、そして最後には歯が抜けてしまいます。
自分で気づかない軽い歯周病を含めると、30歳以上の成人のうち、5人に4人以上が歯周病にかかっているといわれ、歯周病は歯を失う最も大きな原因となっています。